▸ベビーカー・・種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない
▸何を基準に選ぶのが良いだろう?
こんな悩みにお答えします。
私も出産前に色々なベビーカーを調べ、悩みに悩みました。出産後実際に使い始めて、それぞれの特徴の違いが理解できました。これを読めば、自分に合ったベビーカーを選ぶポイントが分かります!
ちなみに私は、Pigeon(ピジョン)のRunfee(ランフィ)モノクロストライプを中古で購入しました。
ベビーカー選びのポイント2つ
自分の生活スタイルに合わせたものを選ぶ
私は都内に住んでいますが、移動はバスや電車などの公共交通機関がほとんどです。近くのスーパーなどへは歩いて行きます。車社会の中で生活してる人もいるでしょう。生活スタイルはベビーカー選びで最重視するポイントです。
3つのポイントから見ていきます。
- 公共交通機関に乗ることが多い人 → 軽さ・コンパクト
- 歩いて出かけることが多い人 → 走行性
- 車での移動が多い人 → そもそもベビーカーの出番少ない
公共交通機関に乗ることが多い人
軽さ・コンパクトさが重要!
ベビーカー+赤ちゃんの体重+荷物の重さを加えると、かなり重たいです。
バスや電車の乗り降りでは、赤ちゃんを乗せたままベビーカーを持ち上げる必要がありますし、車内の狭い空間ではベビーカーは思いのほかスペースを取ります。
歩いて出かけることが多い人
走行性が重要!
道路の段差はかなり多く、タイヤが大きくないとほとんどはスムーズには乗り越えられません。ピジョンのランフィは、「16.5cmの大きなタイヤでの快適走行」が売りですが、横断歩道などのちょっとした段差でも、結構な頻度でつまずきます。
ちなみに、店舗で実際にベビーカーを押して走行性を確認しても、段差のないつるつる床のお店では、どのベビーカーも快適に進むので押しやすさに大差は出ません。購入後、実際使ううちに、「あれ?ここも乗り越えられなかった・・」と、お店での走行性とはかなりの違いがあることに気づきました。段差でつまずきたくないのであれば、外国製などの大きいタイヤのベビーカーをおススメします。
車での移動が多い人
日常でのベビーカーの出番は少ないため、機能性が多少落ちても、値段が安いものでOK!
車社会で生活している私の知人はベビーカーを持っていません。今は薬局やスーパーには赤ちゃんも乗れるショッピングカートが置いてあったり、ショッピングモールなどではベビーカーの貸し出しがあったりします。A型ベビーカーを買うよりも、車での持ち運びが便利なB型ベビーカーの方が重宝するようです。
- A型ベビーカー:生後1か月頃~、寝かせた状態でも使える。月齢の浅い赤ちゃんを守る様々な機能がついている。
- B型ベビーカー:7カ月以降~座った状態で使う。軽くて持ち運びやすい。A型よりも作りが簡易的。
日々の生活でどの程度ベビーカーを使いそうか、まずは自分の生活スタイルを思い浮かべ、どの機能を重視したいかをイメージしてみましょう。
好きなデザインのものを選ぶ!
2つめのポイントは、やはり何と言っても自分の好みだと思います。ベビーカーの種類は数えきれません。自分の生活スタイルで何を重視するかを見極めても、それでもまだ沢山の選択肢があります。
色んなベビーカーを見比べた私の行きついた結論は、
「基本的にどのベビーカーも安全に設計されており、優れたものばかり」
ということ。なので、迷ったら好きなデザインで選びましょう。
参考までに、私の意思決定のステップです。
シングルタイヤはスマートでかっこいいなぁと思う。
→探してみると外国製のものばかり出てくる。デザインは好きだが、どれも重たい。
→より軽くてコンパクトのものを探していると、日本製のPigeonのRunfeeに行きつく。
→Runfeeの中でも毎年新作が発売されていて様々な種類があることを知る。
→ネットの口コミを読みあさり、複数のお店で色々な店員さんに商品説明を聞く。
→Runfeeの初代~最新タイプまで機能の違いを調べた結果、大差がないことに気づく。
→最終的に、ランフィの中でもデザインが可愛いと思ったモノクロストライプを選択。
1年使いましたが、気に入ったものを選んで使っているので、結局のところ、良い所も悪い所も全て受け入れられます!お洋服を買った時と同じような感じです。
使い始めて気づいた、この機能の要・不要!【10コ】
どのメーカーも、様々なポイントをアピールしていますが、「結局はあまり変わらない」が私の見解です。こまごまとした機能の違いはプラスα程度に考えるくらいで丁度いいと思います。
①対面・背面のハンドル切り替え
私は、お座りができる頃までは常に対面にしていました。月齢が浅いうちは外に興味を示すわけでもなかったので、ママの顔が見えて話しかけられる方が赤ちゃんも安心してお散歩を楽しめるのではないかと思います。また、私自身も常に子供の表情や様子が見れていた方が安心だし楽しかったです。月齢が上がってからは、電車やバスに乗るときに対面・背面をすぐ切り替えられたのは良かったです。
②オート4輪切り替え
対面・背面切り替え機能がついているのならば、マスト。押しやすさが全然違います。方向転換がスムーズにいかないのは結構ストレスです。
③ハンドル角度調整
不要。ハンドル角度を変えることで、ハンドルの高さやベビーカーとの距離が近くなるといったメリットがあるようですが、この機能があることで値段が高くなる、ベビーカー自体の重量が重くなることを考えるとそこまでのメリットはさほど感じられません。パパとママの身長差がかなりある、とかなら便利かもしれませんが、日常ベビーカーを押す中で角度を変える必要性が出てくることはほぼ無いように感じます。
④ハイポジションシート
だいたいのベビーカーはハイポジション設計になっています。やっぱり少しでも埃や熱から守ってあげたいですよね。あまりに高すぎると、重心が上になり転倒のリスクもあります。
⑤メッシュシート
ベビーカーの中は熱がこもります。特に夏はベビーカーからおろすとかなり汗をかいているので、風通しは大事です!冬は背中に薄いブランケットを敷いてあげたり、上からカバーをすると、かなりあったかくなるのでメッシュシートでも寒いということはありません。
⑥シート丸洗い
マスト。汗をかいたり、吐いたり、食べこぼしたり、汚れることは避けられないので、家で洗えるというのは重要なポイントです。
⑦リクライニング
PigeonのRunfeeは無段階にリクライニング角度を決めることが出来るのがGOODポイントだと思います。リクライニング角度に関しては、150度くらいになれば十分かと。フラットにするのは新生児期と寝たときだけ。長時間ベビーカーに寝せるわけではないので、ある程度フラットになれば問題ありません。
⑧振動を和らげる機能
機能がついているのは良いと思いますが、実際にどれほどの効果があるのかは未だによく分かりません。結局は道路ががたがたであればかなりの振動があります。
⑨フロントバー
フロントバーがあるとそこにおもちゃを付けられたり、外食時にベビーカーに座らせたままご飯を上げたりする時のストッパーになったりするので、私はあって良かったと思います。1歳くらいになるとベビーカーから身を乗り出そうとするので安全装置にもなります。
⑩足元広々フレーム
PigeonのRunfeeはタイヤ幅が広く、足元のフレームが湾曲しているので歩く時や電車でママが座った時に足が当たることはなかったです。ただ、段差を乗り越える時に足をかけて前輪を持ち上げる時に足元のバーが遠いです。対面で使う時には、子供用足かけバーがあるので、結局〇とも×とも言えません。
他には、
Combiの持ちカルグリップ
はかなり魅力的に感じました。確かに、ベビーカーを持ち運ぶ用に取手が付いているのはいいなぁと。あれば便利。でも、よく考えたらベビーカーでお出かけする時には荷物があって、ベビーカーの下に荷物を入れていることが多いので、子供を抱きかかえてベビーカーを持ち運ぶ場面はあまりないです。
結論、
つまりは、最初に書いたように、こまごまとした機能の違いはプラスα程度で考えればいいのだと思います。
まとめ
赤ちゃんが産まれたら、いっぱいお出かけしたいな~なんて考えたり、ベビーカー選びはワクワクして楽しいですよね。
選ぶポイントは、
・自分の生活スタイルの中で何を一番重視すべきかを考える
・そして、お洋服を選ぶ時と同じように、好きなデザインを探す
それだけで十分だと思います。
ベビーカー好きな赤ちゃんもいれば、全然ベビーカーに乗ってくれない・・という赤ちゃんもいます。
ベビーカーを一番使うのはママです!ママが気に入ったものを買えば、きっと赤ちゃんも喜んでくれるはずです!